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下記比較表はある砂防ダムにて漏水が発生した際に、公の機関が新しく造りかえた場合と「スーパーロック工法」による復旧工事を比較したものである。
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第一案 : 新規砂防堰堤建設案 |
第二案 : 漏水・底抜け対策等復旧工法案 |
確
実
性 |
新たに砂防堤堰堤を建設するため、確実に復旧は可能である。 |
本漏水対策工は砂防堰堤での実績は少ないが、上流側に止水膜が形成されるため問題はない。
その他の工法については確実に復旧を行うことが出来る。 |
施
工
性 |
通常の砂防堰堤と変わらず施工性は良い。 |
上流側での流水の切り回が可能であり施工性はよい。 |
経
済
性 |
概算約3.2億円。経済性は高価なものとなる。 |
概算約0.5億円。経済性は第1案に比較すると安価である。 |
後
期 |
概略の工事期間は約18ヶ月である。 |
工事期間は約6ヶ月で、第1案に比べ、工期を短縮することができる。 |
評
価 |
確実性で有利であるが、経済性、工期で劣る。 |
経済性が良く工期も短いため、推奨できる。 |
(※本比較は一例であり、必ずしも復旧工法が新規建設よりも優れているというものではありません。) |
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